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No. 158 (Sun)
dayline

Date 2007 ・ 12 ・ 02

過去形

恋をしたような気がした。

イギリスに行った。

雨の夜に二階建てバスに乗って迷子になった。

タイに行った。

コカコーラが20円くらいだった。

中国に行った。

奇跡の麻婆豆腐と神秘の上海蟹を味わった。

フランスに行った。

14日間欠かさずワインを飲んだ。

やはり気のせいだったような気がした。

東京湾観音に行った。

ところが気のせいじゃないような気がした。

電車で痴漢を逮捕した。

警察に突き出したら朝4時まで手続きに付き合わされた。

しかし結局のところはどうでもいいような気がした。

CFカードが壊れた。

一日に二回電車を乗り間違えた。

初めて沢山話した。

江國香織の『間宮兄弟』を一日で読み切った。

帰り道に一つ前の駅で降りた。

行きつけの定食屋のみそ汁があら汁だった。

でも本当にどうでもいいのは、それ以外のことのような気がした。

二日間で三回トンカツを食べた。

二時間かけて歩いて帰った。

自由な思考をした。

先祖が同じライオンと猫は、性格の違いで別々の進化を遂げたのだと勝手に決めた。

気がつけば冬になっていた。

女の子と二人、銀杏並木を歩きたくなった。

中国で買った烏龍茶を一日で五杯飲んだ。

もちろん牛乳も1L飲んだ。

疲れすぎた。

色々なものがこぼれ落ちた。

代わりに色々なものを取り戻した。

生き返った。

四季の歌を思い出した。

もう一度最初から考え直すことにした。

そんな二ヶ月間だった。

『四季の歌』

春を愛する人は 心清き人
すみれの花のような ぼくの友だち

夏を愛する人は 心強き人
岩をくだく波のような ぼくの父親

秋を愛する人は 心深き人
愛を語るハイネのような ぼくの恋人

冬を愛する人は 心広き人
根雪をとかす大地のような ぼくの母親
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