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No. 52 (Sat)
dayline

Date 2006 ・ 03 ・ 04

5分後の世界

という小説を読んでいます。
著者は村上龍。
まだ読み始めて二日目だけれど、半分くらいまで読んでしまいました。
冒頭からのスピード感が強烈で、ぐいぐい引き込まれます。

最近は小説を読んで、作家の力量というものを判断できるようになってきました。
僕はそれほど沢山の小説家の作品を知りませんが、村上龍は紛れもなく、一流の作家だということは分かります。
他にそのレベルの作家を挙げるとすれば、作品のベクトルの向きは全くちがいますが、村上春樹と綿谷りさの二人です。

さて大方の人は御存じのとおり、僕は昔から「地球は俺を中心に回っている」という、一見傲慢な考えを本気で持っています。
他人の目には、そういう僕はたいそうな自信家に映るようです。
しかしその実、僕の人生は敗北と挫折の博物館と言えます。
このことは僕を少しだけ知っている人は意外に思うだろうし、もっとよく僕を理解している人は納得してくれると思います。

若干25歳の僕が、なぜそれほどの敗北と挫折の歴史を持っているのか。
それは戦う相手があまりも強大だからです。

なぜ僕は土門拳のように雄々しく、木村伊衛兵のようにひょうひょうと、奈良原一高のように超現実的に、江成常夫のように優しく、リチャード・アヴェドンのように残酷で、ユジェーヌ・アッジェのように静かな写真を撮れないのか。

こういう考えは、写真に限ったことではありません。
僕はそうやって中学生のから、自分の打ち込んでいる分野では、その道で一流の人物と自分を比較してきました。
その度に、自分の実力の無さに愕然としたものです。
そういう中で生まれた考えが、「地球は俺を中心に回っている」でした。

「あれれ?辻褄が合わなくないですか?」と思うかもしれませんが、実はそうでもありません。
そういう究極的に厳しい相対的基準の中に身を置くには、いつもきちんと自分自身の絶対的基準というものを持っていないといけません。
さもないと、すべてが空転して、正確な判断が思考の遠心力で飛ばされてしまうからです。
そしてここで一番肝心なことは、自分と一流の人物の違いの中から『差違』と『格差』を抽出することです。
『差違』は内面の本質的な違いなので、刺激として吸収します。
一方『格差』は技術的な違いなので、埋める努力をします。
そしていつか『差違』は限り無く大きくなり、『格差』が無くなった時に僕自身が一流となるのです。

そういう訳で、『5分後の世界』を読みながら、新たな『差違』と『格差』に気がついてしまった桃の節句でした。


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